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評価
★★★★☆
監督
サム・ライミ
出演
ビリー・ボブ・ソーントン、ビル・パクストン、ゲイリー・コール、ブリジット・フォンダ、ブレント・ブリスコー、ベッキー・アン・ベイカー、チェルシー・ロス、ジャック・ウォーデン
メモ
- サム・ライミ的な驚かせ箇所あり
- 安全運転は大事だよ
- 落し物は交番に届けましょう
- 嫁怖い
- 覆水盆に返らず
- ブリジット・フォンダが綺麗、角度によってたまにジョディー・フォスターに似てた
- ひたすら暗いので、それでもいい人は観てもいいんじゃね
蛇足
主人公ハンクにいきなり大金を見せられた妻サラが一拍おいて高笑いしたのは実は結構リアルな反応なのかもしれない。自分をイメージしてみると、とりあえず声が小さくなって物音を立てずに生活し始めそうなんだけど、やはりその場に立ってみないとわかんないね。ちなみにJリーグのシーズン中はtotoBIGを毎週1口買ってます。6億円当たったらどうしよう。
オトナの男3人があたふたしている中でサラの冷静冷淡冷酷さが際立つ。いやー、女って怖いですねー。ってのがこの映画の裏テーマ?んなこたーないか。まあ男がいつまでもガキなのは認めざるをえない。しかしそんな中でも本当に窮地に立たされたサラが支離滅裂論理破綻している様は、これまたよくある風景で滑稽。欲を掻くと落とし穴が、欲が無いと向上しない、バランスが難しいねえ。まあ、悪いことは出来ないってことです。
冒頭から兄ジェイコブのおバカ加減にやきもきするんだけど、物語が進むにつれて実はバカなのはハンクや親友ルーで、ジェイコブが一番マトモで賢いのではないかと思えてくる。特にハンクとジェイコブが兄弟プレーでルーを騙すシーンでは、親友を騙すことへの葛藤、そして騙す場面での演技力が、やりきれない気持ちを大きくさせる。比べることができないはずの兄弟愛と友情を天秤にかけ、一方を切り捨てたことによる悔恨、苦悩。影の主人公は間違いなくジェイコブ。学生時代の彼女が実は罰ゲームで自分と付き合っていたのを知っていたと告白するシーンは人生を悟った人のように見えた。
ここから突っ込みどころ。つーか暗すぎるわ!ジェイコブいきなり爺さん殺すなよ!サラ強欲すぎ!FBIを疑うとかサラの勘すげえ!つーか保安官がマフィアに騙されんなよ!ショットガンとはいえルーの奥さん吹っ飛びすぎ!
ちなみに原作小説のラストはさらに悲惨なことになっているらしいので、気になった人は読んでみるといいかもね。
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