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評価
★★★☆☆
監督
ジェームズ・L・ブルックス
出演
リース・ウィザースプーン、ポール・ラッド、オーウェン・ウィルソン、ジャック・ニコルソン、松崎悠希
メモ
- 鑑賞後3週間も経ってしまったのでほとんど覚えてませんごめんなさい
- 三十路女の挫折と恋と自分探し
- キーワードは「底抜け」
- ジャック・ニコルソン不足
- リース・ウィザースプーン下から煽るアングル禁止
- ラブコメ好きなら観とけばいいじゃん
蛇足
主な登場人物は以下4名。底抜けに自己中なリサ(リース・ウィザースプーン)、底抜けにピュアなジョージ(ポール・ラッド)、底抜けにチャラ男なマニー(オーウェン・ウィルソン)、底抜けに小悪党なチャールズ(ジャック・ニコルソン)。
こう書くとなんかろくでもない奴しかいないのかと思われそうだけど、まあそこは映画なのでうまく出来てるもんで。リサははっきり言って超ウザイ三十路女でスペックだけ見たら寄り付く男はいないだろと思われるけど可愛いから問題なし。かわいいは正義。特に左斜め上からの顔がいいね。ジョージは基本的にひたすらいい奴。まあピュアとバカは紙一重とかなんとか…。マニーは呆れるくらいチャラ男なんだけど、実は物凄く優しい奴。ここに気付ける女はデキる女。まあその優しさをかき消すくらいチャラいので総合的にはボンクラかと。チャールズは結構な悪者っぽい気がしたんだけどラストで寝返ったので物足りなかったなあ。まあラブコメにガチのワルが出ても困るか。
ストーリーは三十路女が今までの自分の人生を否定されるような事件に遭遇したときに近くにいた男二人との恋物語と自分探し。今までの常識が通用しない世界でどのように生きて行くのかを模索するリサ。キャラが正反対の二人の男との会話から少しずつヒントを得ていくリサ。特にリサとジョージの会話シーンで、言いたいことを言う、言いたいことを飲み込む、やりとりはなかなか面白い。リサとマニーが喧嘩するシーンでは、思いやりは必ずしも相手がそのまま受け止められるモノではないことがよくわかる。まあそういう失敗から学ぶんだろけどね。つーか、失敗しないとわからない。
いろいろ突込みどころもあるんだけど、冒頭に書いた「底抜け」というキーワードで観ると微笑ましく思えてくる。ただ、噛ませ犬的ポジションのマニーはちょっと可哀想だったなあ。ラブコメにおいてチャラ男がピュア男に勝てるわけないもん。ちなみにこの映画でのオーウェン・ウィルソンのチャラ男顔は、「キック・アス」のレッド・ミスト(クリストファー・ミンツ=プラッセ)のアホ面に匹敵するレベルのはまり役だった。
そういえば、ジョージが最後の大勝負に出たパーティーの場面でリサに「粘土の話」をしてたんだけど、あれの意味がよくわからなかった。ストーリー上はかなり重要なポイントだったっぽいんだけど。あの「粘土の話」でリサは心を決めたように見えたから。どなたか解説お願いします。あと、マニーの練習中だったかに現在メジャーリーグに挑戦中(元横浜ベイスターズ)の斎藤隆投手が出ていたことに気付いた人がいたら挙手してください。違いますよ。あれ、アメリカで頑張ってる役者の松崎悠希ですから。
というわけで、いい加減このタイプの映画は見飽きたという人もいるだろうから、そういう人はスルー推奨。ベタで王道なラブコメが嫌いじゃなければ観てもいいかも。
OTOBOKENEKO.NET
いつも楽しく拝見させてもらってます。
返信削除この「幸せの始まりは」ですが、私の行く
映画館(何ヶ所かありますが)では上映されて
ないのです!(怒)観れないと余計、観たくなる!
でも、詳しい「蛇足」のおかげで今回はスルーする
事に決めました。レンタル待ちしよっと!!
まさしさん、コメントどうもです。
返信削除>私の行く映画館(何ヶ所かありますが)では上映されてないのです!(怒)
わかります!
アカデミー賞で盛り上がってる「英国王のスピーチ」を観たいんですが、いつも行く3つの映画館で上映していない!
遠出するか、レンタル待ちか、悩ましいところです・・・。